クーポンを適用していた GitHub 個人アカウントの期限切れ時の挙動確認と新しいクーポンの適用をしてみた

いわさです。

普段 GitHub の個人アカウントで Pro クーポンを適用しているのですが、クーポンの期限切れを迎えて新しいクーポンに入れ替える機会がありました。

入れ替えにあたって待ちが必要だったり、期限切れ後の挙動で確認したい点があったので、その記録をまとめておきます。

GitHub アカウントとプラン、クーポン

少しおさらいをしておきますが、GitHub には個人アカウント、組織アカウント、エンタープライズアカウントが存在します。
今回クーポンを適用する対象は個人アカウントになります。

https://docs.github.com/en/get-started/learning-about-github/types-of-github-accounts

そして GitHub 個人アカウントの場合は通常の無料プランと有料のプロプランが存在します。
今回はこのプロプランを利用出来るクーポンを適用したいと思います。

https://docs.github.com/ja/get-started/learning-about-github/githubs-plans

有料プランについて、どこからか入手したクーポンを適用することで割引などを受けることが出来ます。

https://docs.github.com/ja/billing/managing-your-github-billing-settings/redeeming-a-coupon

現在の適用状況は Settings メニューの Billing and plans -> Plans and usage で確認することが出来て、私の場合は 2024 年 8 月 2 日までのクーポンが適用されています。
Microsoft MVP の特典のひとつで、GitHub Pro が無料で利用出来ます。

クーポン更新してみる

Microsoft MVP 云々は本題と関係ないので特に触れないのですが、1 年ごとに活動内容を評価されて再受賞したりしなかったりするという都合上、特典の類も 1 年間のものが多いです。
先月 2024 年 7 月に再受賞することが出来たので、こちらの GitHub Pro のクーポンも併せて再適用する必要が出てきました。

有効なクーポン適用中の場合は適用できない

今回知ったのですが、有効なクーポンが適用中の場合、新しいクーポンが適用出来ないということを知りました。
追加で適用することで期限が延長されるのかと思っていたのですが、そうはならないようです。

先ほどのクーポンに関するドキュメントページからクーポン適用ページへアクセスすることが出来ます。そこで入手したクーポンコードを入力します。

適用出来そうに見えるのですが Apply coupon ボタンを押すと次のように「Coupon can't be redeemed - you have an active coupon!」とエラーメッセージが表示されました。

期限切れ後に支払い方法の登録が無い場合は自動でフリープランに変更された

というわけで、現在のアクティブなクーポンの期限が切れた後に、再度適用することにしました。
期限切れ後にプランや請求がどうなるのかが少し気になりましたが、先程のクーポンページには次のように記載がありました。
要は支払い情報が登録されていなければ自動でフリープランにダウングレードされるようです。

クーポンを使用してサブスクリプションの支払いを行う場合、クーポンの有効期限が切れると、サブスクリプションの全額が支払い方法に請求されます。保存された支払い方法がない場合、アカウントは個人アカウントの場合は GitHub Free、組織の場合は GitHub Free にダウングレードされます。

あるいは、支払い情報がある場合は自動で課金されますが、クーポン切れ後のダウングレードをスケジュールさせることも出来るようです。

期限切れ後は無事にクーポン適用できた

適用済みクーポンの有効期限が近くなると「もうすぐ GitHub Copilot の期限が切れるぜ」というメールを受信しました。
確認してみたところこの時点では先程と同様にまだ新しいクーポンの適用が出来ませんでした。

それからもう少し（数時間？）経つと「GitHub Copilot 期限が切れたぜ」メールを受信しました。

そしてその少し後に「クーポンも切れたぜ」メールも受信。基本的に期限切れはメールで通知されるようなのでちゃんと受信出来るようにしておくと気がつくことが出来ますね。

さて、期限切れメールを受信してみると、期待どおりプランは自動でフリーへダウングレードされていました。良いですね。

その後先程の手順でクーポンの適用を試みてみると適用が出来ました。

1 年を期待していたのにクーポン期限が 1 ヶ月ということでおやおやという感じではありますが、ひとまずクーポン期限切れの挙動と再適用の流れを確認することが出来ました。

さいごに

本日はクーポンを適用していた GitHub 個人アカウントの期限切れ時の挙動確認と新しいクーポンの適用をしてみました。

追加で適用したら期限が伸びてほしいところですが、現状はそうなってないみたいですね。
期限切れを見逃さないようにメール受信が出来るか確認したり、意図しない課金が発生しないように支払い方法やプランの見直しを行っておくと良さそうです。